マイナビ薬剤師を活用して調剤薬局から総合病院へ転職

転職前(休職前)の職場と仕事内容について教えてください。

転職前は鹿児島市内の調剤薬局で薬剤師として働いていました。
薬剤師としては初めての職場でしたので、初めの２〜３ヶ月は研修があり、そこで基本的な薬の知識や仕事方法を学びました。その後は調剤や患者への服薬指導を主な業務として行なっていました。
職場は、総合病院の門前薬局であったため、毎日100近くの処方箋を2〜3人の薬剤師でこなしていました。患者は高齢者も多かったこともあり、一包化が多く、服薬指導をじっくりできずに調剤業務に割く時間が多く、毎日2〜3時間以上は残業がありました。

転職(又は復帰)をしようと思ったきっかけを教えてください。

薬剤師として働き始めて2年が経った時に、これまで働いていたところから他の支店に異動になったのですが、そこの薬局長とウマが合わず、薬局長も部下の教育に熱心ではなかったので、転職しようと思ったので最初のきっかけです。
また、大学時代の友達と話す機会が増え、他の職場の現状や給料、残業時間などを話すうちに元々仕事人間ではない自分にとってこのまま仕事を続けていくことに自信がなくなり、また、同時期に利用していたマイナビ薬剤師にいい条件の職場が出ていたので転職をする決心をしました。
さらに、薬剤師として働く前に自分が思い描いていた薬剤師像とは異なり、もっと患者とじっくりと向き合いたかったので次働くのであれば病院で働こうと思っていました。

マイナビ薬剤師を登録利用した転職活動はどうでしたか？

転職を考えた際にまずはインターネットで検索し大手であるマイナビ薬剤師を選択しました。
初めての利用であったため、不安もありましたが、登録後すぐにメールで希望を聞かれ、次に電話で詳細を聞かれました。転職活動を始めて最初は転職への迷いもありましたが、エージェントの方とじっくり話をすることで、薬剤師としての認定の資格や将来についての話ができ、次の職場として総合病院に就職することに決めました。その後も頻繁にメールや電話などでの情報交換を続け、エージェントの方に私に合った条件を細かに聞き出していただき、様々な求人を紹介してくださいました。
希望する職場に関しては、エージェントの方が直接希望の職場に連絡をして面接などの日程を調整していただきました。さらに詳細が知りたい場合でも、エージェントの方が直接窓口になってくださり、給与や有給、離職率、残業時間などを含め、知りたい情報を気軽に得ることが出来ました。
いくつか面接を受け内定をもらったため最終的に決めた職場以外への断りの電話もエージェントの方がしてくださり、迷いのない転職活動を支援してくださいました。エージェントの方は最初から最後まで同じ方で、面接の日程が決まった後や転職先が決まった後も電話をくださり、転職活動を通してこちらの希望以上に様々なアドバイスをくださるとても親切な方でした。
転職活動を始めた当初は半年ぐらいを目処に考えていましたが、３ヶ月ほどで次の就職先を見つけることができたので、早めに予定に目処が経ち、次の職場で働くまでの時間を海外旅行に行くなど有意義な時間を過ごすことができました。

転職後の職場と現在の状況について教えてください。

総合病院に転職したため、転職当初はこれまでの薬剤師と事務しかいなかった職場と、医師や看護師、理学療法士など他の職種の方との距離感や接し方に戸惑うことはありましたが、今の職場では運よくいい上司に恵まれたので、転職して3年近く経ちますが、次への転職を考えることはなく毎日悪戦苦闘しながらも充実した日々を送っています。
また、現在の職場は同じ業務でも調剤の日と病棟の日が分かれているため、以前よりは患者と話す機会や医師への処方提案の機会が増え、思い描いていた薬剤師像に近い仕事ができています。

転職をしてみて感じたこと、学んだことを教えてください。

転職をしてまず初めに思ったことは、転職して正解だったということです。
薬剤師は国家資格であるがゆえに一度就職するとほとんど解雇されることがないため、どんな人でも同じ職場で働き続けられてしまいます。これはメリットでもありますが、仕事を飽きずに継続したい人には仕事内容も大きく変わることもなく仕事ができない同僚が上司になることもあるためデメリットになることもあります。
自分のスキルに多少の自信があるのであれば、同じ職場に居座らず、次のステップに進むためにも、まずは自分で動いてみるのが大切であることを学びました。