転職に失敗してしまう薬剤師にありがちな3つの特徴

職場や待遇への不満から転職を考え、苦労をして転職をしたのに新しい職場もイマイチ…それは転職に「失敗」したと言えてしまいますね。そうならないためにはどうしたらよいのか。ここでは転職に失敗してしまう薬剤師にありがちな3つの特徴をご紹介します。心当たりがないか是非チェックしてみてください。

職場への不満が多すぎる

不満が募りきった時が転職しどきと考える方もいるかもしれませんが、それは少し違います。不満が対処不可能になったときに、打開策として転職を考えるのが転職成功への道と言えます。
人間関係や職場のルール、待遇面などまずは誰かに相談したり職場のスタッフで話しあうなど、不満を解消するために動いたでしょうか？ チェーン薬局や系列の病院など異動が可能な環境であれば、異動を願い出るのも良い方法です。
不満を解消しようとせず、仕方ないから諦めて次の職場と言う考え方をしてしまうと、必ずと言って良いほど新しい職場でも行き詰まります。
その理由は薬剤師の人柄はどこか似たり寄ったりで人間関係で似たような問題が起きることが多いことや、環境的にも忙しさなどから不満が出ない職場と言うのはないからです。
ある程度問題に対処する能力を少しずつでも磨いてから転職をすることが、失敗しないためには必要です。

自分の希望を言うことが出来ない

転職先を探すためにはまず自分の希望に合った求人を見つけるところから始まります。ただ、どのような職場がいいか分からない…と言う場合には転職コンサルタントがオススメの求人を提示してくれます。
しかし、オススメと言われてもどこか希望に合っていない部分があることが多いものです。
それをハッキリと言うことが出来なければ、転職は失敗に終わってしまう可能性が高いでしょう。
企業等の面接では緊張してしまって自分の希望を伝えることができないと言う人も、転職コンサルタントには伝えやすいのではないでしょうか。
自分の希望だけではなく不安や気になることなど、どんな些細なことでも何度でも納得するまで伝えたり確認しておくことがとても大切です。

給与でしか比較しない

働く理由は人それぞれと言えど、一番の目的はお金です。そのため、転職先を探すときに給与だけで比較してしまう方がいます。給与はもちろん大切ですが、全体的なバランスなどを確認しておかないと後で後悔することになってしまいます。
例えば給与は高くても家賃の補助がない場合、家賃の補助がある求人の方が手元に残るお金が多くなる場合が出てきます。
他にも残業してでもしっかり稼ぎたいと思っている方が、定時でキッチリと仕事が終わる職場に勤めると想定した収入が得られないこともあります。
また、職場が遠すぎるなどプライベートの時間が取れなくなってしまうのも仕事が続けられなくなる原因になってしまいます。
立地条件が良いのに給与が高いなどすぐに埋まってしまいそうな求人なのに、常に募集が出ている場合は注意が必要です。休日出勤が必要なほど激務だったりと、人が足りなくなる原因が必ずあると言えます。
不思議なほど条件が良い求人は、何か裏がないか転職コンサルタントに調べてもらうと安心です。
せっかく思いきって転職するのであれば、今より良い環境で働きたいと思うのは当然ですよね。
転職をして失敗した、前の職場に戻りたい…なんてことにならないように、しっかりと準備をしてから転職に臨みましょう！