ファルマスタッフの手厚いサポートで転職。買い手市場への変化も実感。

転職前(休職前)の職場と仕事内容について教えてください。

3店舗を家族で経営している保険薬局。
所属先は薬剤師3～4人、事務員2人の構成。主な処方元は国立病院で、循環器、内科、外科、内分泌科、呼吸器、総合診療、眼科、消化器科と総合的な処方を応需。他、施設の調剤を週60人程度。営業は月曜～金曜、9時～17時。
一般薬剤師として調剤、監査、投薬が基本業務で一部の発注と在庫管理も担当。
施設の処方に関しては監査のみ。特にオンコロジーの領域は新薬の処方が多く研鑽に繋がった。

転職(又は復帰)をしようと思ったきっかけを教えてください。

結論としては不満が限界に達した。
同僚の向上心や学習意欲が低く、薬剤師としての話しや議論が全く出来ず、自己研鑽が出来ないことに普段からストレスを感じていた。普段の調剤業務でも自動販売機同然で禁忌見逃しなどの不備監査も多々横行しており、そのdo処方の適切な対応をするよう当事者に促しても責任放棄や、やり逃げが当たり前。見つけたお前が悪いという雰囲気で、管理者も監督、教育が出来ず職場が無秩序であり、存続に疑問を感じる会社だと思ったため。

ファルマスタッフを登録利用した転職活動はどうでしたか？

転職活動に関しては、始めの頃はいろいろな案件が掲載されているホームページを閲覧して薬局探しをしているだけだったが、個人での活動だけではどうしても限界があり、人の手を借りようと思い、有名な紹介会社に登録してみた。
まずファルマスタッフならではの豊富な案件に驚きと安心感があった。
都合の良い案件を押し付けられるかとも思っていたが、そのような事は無かった。やり取りの始めは、面談にて希望条件、譲れない条件、勤務地、就業形態などを打ち合わせをしました。
対応は丁寧で、打ち合わせ後の行動は迅速でした。履歴書の簡単なアドバイスはけっこう救われました。
また、完全に希望通りの案件は恐らく無いので、譲れない条件だけに絞った探し方が良いかもしれないというアドバイスも今後に活きる考えだと感心した。
ファルマスタッフからの案件の提案もありましたが、こちらからの指定案件にも真摯に調査、アクションをしてもらえた。
面接とお試し勤務のお願いを申し出た際も快く共感し、薬局との橋渡しを担ってもらった。
また、第一希望の薬局の近隣の薬局も条件、職場環境などの情報提供もあり、ついでに面接するかどうかの提案もしてくれた。
面接は同行する型で年収、引っ越し代、就業後の家賃補助の確認も率先して遂行一度は断った案件も、再度紹介会社からの打診という型でわだかまり無く入社することが出来た。
入社後は１ヶ月程度経ってからは、勤務状況の確認があり（これは当たり前でしょうけど）、条件の不一致や困っていることはないかのフォローと今後も相談してほしいとの連絡があり、安心した。
その方は後に退職されましたが、その際もわざわざ一転職者の自分に転職の連絡と感謝を伝えてくれた。

転職後の職場と現在の状況について教えてください。

転職後の職場は、前の職場よりはマシだと思うが予想よりも良くない。
入社当初と違い、３店舗に増えたので転職よりも移動という型での少し選択肢も増えた。条件面での不一致は一切無く業務自体も以前よりはやりやすいが、職員の意識や能力不足が散見され、やはり自分一人で研鑽していくしかない状況は変わらない。
会社自体はかかりつけ薬剤師の算定や取れない加算算定を無理矢理算定している始末。政策誘導に沿った会社をどう是正しようか模索している。

転職をしてみて感じたこと、学んだことを教えてください。

やはり理想通りにはならないという印象。常に案件は閲覧しているが、この半年で案件数、時給も減っていて、買い手市場への移り変わりを感じる。
推定の薬局必要数が3万件に対して現在6万件の薬局数を考えると当然と思われるので、転職は慎重に時期、情勢を見極める必要が出て来たのではないか。またどの薬局も国の政策誘導に乗っているに過ぎないため、転職するにしても、点数は抜きにして独自に患者のための対策を講じている会社を選ぶ必要があると感じる。