子育てをしていても、自分のキャリアを活かして働きたいと思っている人はたくさんいます。
でも、仕事が忙しいからといって子供との時間が取れなくなるようなことはしたくない、と悩んでいる人が、子育てをしながら薬剤師として働ける仕事についてご紹介します。
1.パートや短期・単発で働く
薬剤師にもパートや短期・単発の仕事があります。
仕事内容は、ドラッグストア・調剤薬局での調剤や販売、コールセンターでの健康相談や問い合わせ対応、病院でのDI業務やレセプト処理、製薬会社でのDI業務やQC、治験受託会社(CRO)でのCRA・CRCアシスタントやCRFチェックなどの仕事があります。
パートや短期・単発のお仕事は人気が高いため、気になるお仕事が見つかったらすぐに応募しましょう。
パートの特徴
薬剤師であれば1日3時間でも時給が2000円を超えていることが殆どの為、週3日勤務で月給7~8万円、年間100万前後になるので扶養枠内で働くことができます。
パートで働くことの魅力として、時間が短いということ以外にも、未経験の職種にチャレンジして経験を積むことができるという魅力もあります。
例えば、出産前まで調剤薬局での調剤経験しかなくても、製薬会社でのDI業務にチャレンジして、子供が大きくなったらフルタイムでのDI業務の仕事を探すこともできます。
パートであっても一定の期間経験を積めば、アシスタントではなく正社員の人と同じ仕事を任されるようになるため、転職時には経験者として認めてもらえます。
興味のある職種があれば積極的に応募してみましょう。
短期・単発の特徴
繁忙期の求人であるため、残業が多めに発生することがあります。ただし、毎月発生する仕事のスポットとして入る場合、一度経験すると毎月お願いされることがあるため、安定した収入を得ることができます。
短期や単発の場合は経験が重視されることが多いため、出産前までに経験した職種であればスムーズに仕事が決まります。
仕事を探す際は自分で求人情報を見て探すよりも、大手の派遣会社や短期・単発専門の派遣やバイトを斡旋している会社に登録すると様々な案件から探すことができます。
2.在宅で働く
薬剤師の資格を活かして在宅で働くことができます。
子育てしながら働くことができるうえ時間の融通がききますが、仕事の締め切りがありますので、自分でスケジュール管理をしなければなりません。
パソコンのスキルは文字入力ができれば問題のないものも多いですが、翻訳の案件もあるため英語のスキルが問われることがあります。
在宅ワークや仕事内容の経験がなくても、チャットやメールでのサポートがあるので、安心して仕事をスタートすることができます。
在宅ワークの種類
- 添付文書や海外文献の翻訳
- DI業務代行
- 問い合わせ応対(メールの返信や転送された電話での応対)
- レセプト代行
- 治験事務代行
- 医療系のデータ入力
- 医薬品や健康情報のライター業務など
お仕事は一般の求人情報よりも、薬剤師専用の求人サイトや在宅ワーク専用のサイトを利用すると見つけることができます。
在宅での仕事も人気が高いため、求人を見つけたらすぐに応募するようにしてくださいね。