熊本県で働く薬剤師の平均年収はどれくらいでしょうか?また、派遣やパート薬剤師の方がく熊本県で働く場合の平均時給は幾らくらいでしょうか?
このページでは2021年に厚生労働省が集計・発表したたデータをベースに、熊本県の薬剤師の平均年収や平均時給、労働環境、求人数などをチェックしていきます。
この1ページだけで熊本県の薬剤師の平均年収は勿論、転職市場の現状が把握できるようにまとめてありますので、熊本県で転職を検討されている薬剤師の方、熊本県への転職を検討されている薬剤師の方は是非参考にしてください。
※掲載データの無断引用・転載を禁じます。必要な方は厚生労働省を参照してください。
熊本県の薬剤師の平均年収 (前回比) | |
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年齢 | 43.8 歳 ( 1.2 歳) |
勤続年数 | 8.7 年 ( 1.5 年) |
所定内労働時間 | 165 時間/月 ( -1 時間) |
超過労働時間 | 13 時間/月 ( 4 時間) |
総労働時間 | 178 時間/月 ( 3 時間) |
月給 | 37.6 万円 ( -1.2 万円) |
ボーナス | 69.8 万円 ( -1.6 万円) |
年収 | 521 万円 ( -16.2 万円) |
全国順位 | 40 位 ( 15 位) |
熊本県で働く薬剤師の平均年齢は43.8歳で、前回調査よりも1.2歳上がり 、全国平均の41.2歳と比較すると2.6歳高い年齢となっています。
一ヶ月当たりの労働時間は178時間で、前回よりも3時間長く、全国平均の170時間より8時間長くなっています。
収入面では、ボーナスが平均69.8万円で、前回調査よりも1.6万円低くなっており、全国平均の92.1万円より22.3万円低くなっています。
ボーナスを含めた熊本県の薬剤師の平均年収は521万円。前回調査の年収データより16.2万円ダウンしており、全国平均の565.1万円より44.1万円低い年収となっています。
全国平均と比較すると薬剤師の平均年収としてはやや物足りない水準ではありますが、これはあくまでデータ上の平均値です。実際には医療機関によって大きく待遇は異なりますので、少しでも条件の良い職場へ転職したいと考えている方は一度転職エージェントに相談してみてください。熊本県の平均年収の印象とは異なった情報が揃っている筈です。
熊本県で正社員として働く薬剤師の平均年収を時給に換算して、全国平均と比較することで、おおよその労働条件を推測することが出来ます。
どんなに平均年収が高くても、労働時間が長かったり過度な残業を強いられているようでは、必ずしも薬剤師の労働条件が良いとは言えません。
また、多少平均年収が低くても、労働時間や残業が少なく、自由になる時間が多い、生活自体にはゆとりがあるというケースもあります。
ここでは熊本県の薬剤師の平均年収とその労働時間をベースに1時間あたりの給与を算出することで、熊本県で働く薬剤師の労働条件が全国平均と比較してどれくらいの水準にあるのか、確認することが出来ます。
平均年収から算出した1時間当たりの給与 | |
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全国平均 | 2,770 円 |
熊本県 | 2,439 円 |
熊本県で働く薬剤師の平均年収は521万円で全国40位でしたが、総労働時間と残業時間を加味した時給換算は2,439円となり、全国平均の2,770円と331円の差が生じました。
熊本県の労働条件は全国平均よりも低い水準となりますので、転職を検討する場合は、求人を十分に吟味したり、交渉によって良い条件を引き出すなど個別の転職活動の質がポイントになりそうです。
熊本県の薬剤師の平均時給 | |
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時給 | 2,068 円 ( -184.3 円) |
全国順位 | 43 位 ( 19 位) |
熊本県でパート・アルバイト・派遣社員として働く薬剤師の平均時給(推定)は2,068円で、前回調査の平均時給よりも184.3円ダウンしています。
これは全国順位43位で、全国平均の2,349円より281円低い結果となっています。
仮に、パート・派遣薬剤師の方がこの熊本県の薬剤師の平均時給でフルタイムで働くと年収は397.1万円になります。
これは同じように算出した全国平均のパート・派遣薬剤師のフルタイム勤務年収451万円より年収より53.9万円低く、熊本県で働く正社員の薬剤師の平均年収521万円より123.9万円低いくことになります。
フルタイム勤務時の平均年収の比較 | |
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パート薬剤師の年収 (熊本県) | 397.1 万円 |
パート薬剤師の年収 (全国) | 451 万円 |
正社員薬剤師の平均年収 (熊本県) | 521 万円 |
なお、参考までに熊本県の正社員薬剤師の平均年収も挙げましたが、こちらにはボーナスは勿論、残業代も含まれています。一方、ここで仮定したフルタイム勤務時の年収は1日8時間、1ヶ月20日勤務という条件で年間の収入を算出していますので残業などは含まれておりません。
あくまで仮定の話になりますが、パート・派遣薬剤師であっても多少の残業は発生することが考えられますので、年収の差はもう少し縮まるものと考えられます。
熊本県内で働く薬剤師の人数は、前回データと比較して157パーセント増えており、増加傾向にあります。薬剤師の人数が増えることで労働環境の改善が期待出来るかもしれません。
※上記は10人以上の企業を対象とする厚生労働省発表のデータを参照。熊本県内全ての薬剤師の数を示すものではありません。増減の目安としてお役立てください。(増減が大きな年もありますが厚労省発表データをそのまま掲載しております。)
主要エージェントが扱う熊本県の薬剤師の求人数は次の通りです。 (※2022年6月調査時の参考値です。最新データは各WEBサイトにて。)
薬剤師転職エージェントの拠点は、残念ながら熊本県内にありませんが、九州エリアには福岡県に、薬剤師とファルマスタッフの拠点があります。
熊本県内への転職を検討されている薬剤師の方は、これらの薬剤師転職エージェントからアプローチしてみては如何でしょうか。
熊本県に調剤薬局やドラッグストアなどの薬局を出店している主な企業は次の通りです。括弧内の数字は薬剤師を含めた企業全体の平均年収となっています。リンク先のページでは運営企業の平均年収の詳細やボーナス、労働時間、残業時間、休暇日数といった労働条件をご覧頂けます。転職の参考データとしてご活用ください。