楽をしたい薬剤師が選ぶべき求人の4つの条件

薬剤師は医療従事者なので、常に勉強を重ね患者さんや医療のために尽くします！ なんて志高い薬剤師も確かにいます。でもそれは強制されるようなことではありません。最低限患者さんや周りのスタッフに迷惑をかけない程度に仕事ができていれば問題ないのではないでしょうか。
できるだけ楽をして働きたい！そんな薬剤師が狙うべき求人についてまとめてみました！

休みの日が多い

どの求人も残業を除いた実働時間はそれほど大差ありません。しかし丸一日休みになる日の回数は差があります。
特に調剤薬局に多いのですが、半日出勤2回で1日休みとカウントすることがあります。
働くのは半日でも、支度をする時間や通勤にかかる時間は同じなので、自由になる時間はさほど多くはありません。
特に女性は半日働くためにメイクなど身だしなみを整えるのは億劫ではないでしょうか。
4週6休の求人は半日出勤がある職場です。4週8～9休の場合も調整のために半日になることもありますが、それほど多くはありません。

門前病院の診療科が難しくない

楽をしたいと考えるなら大学病院など規模の大きな病院や、総合診療科の門前薬局は避けましょう。単科でも循環器科や消化器科、内科などは病院によっては内容が複雑になることもあります。
中には難しい症例もありますが比較的簡単なのは皮膚科、眼科、整形外科です。
処方せん内容が難しくないというのは重大な過誤を起こしにくいというメリットもあります。

薬剤師の数が十分にいる

調剤薬局で薬剤師1人当たり適切な処方せん枚数は40枚と言われていますが、かなり剤数が少なく簡単な処方せんばかりではない限り、40枚は結構大変です。
調剤、投薬がバタバタするだけではなく、薬歴が書き終わらなくて残業をするはめになることもあります。
また、無理のある忙しさは調剤過誤の原因となります。
平均処方せん枚数に対して、十分に薬剤師が在籍している薬局を選びましょう。
在籍している薬剤師が多くても、パート薬剤師が多く出勤している薬剤師は少ないということもあるので注意が必要です。

勉強を強制しない

毎日勉強を欠かさず薬剤師として成長を続けようとするのは素晴らしいですが、それが絶対に必要かと言われればそうでもないと思います。
新薬の情報をチェックするなど、仕事に差し支えない程度に学べば問題ありません。
しかし中には勉強会の出席や自己学習を強制する職場もあるようです。
プライベートを充実させたいと考えているのに、仕事終わりに勉強を強制されるのは嫌ですよね。
自分のペースで学習、仕事をさせてくれるということも大切です。勉強しない薬剤師はだめ！という空気は家庭や自分の時間を大事にしたい人にとっては重荷でしかありません。
他には離職率をチェックしてみるのも良いですね。辞める人が多いということは辛い理不尽な職場である証拠です。転職で後悔しないために、自分に合った職場かどうかしっかりとリサーチを行うようにしましょう！