薬剤師転職サイトの多くは会員登録しないと閲覧、アクセスできない非公開求人を多数抱えています。
その非公開求人の数を正確に把握することは出来ませんが、一般に公開されている求人数と殆ど変わらないとも言われています。これは次の事を意味します。誰でも閲覧できる求人だけチェックしている人と非公開求人も含めた求人をチェックしている人とでは倍近く成果が違ってくる可能性があると。
では、何故このような非公開求人という案件が多数発生するのでしょうか。
理由の一つ目として考えられるのは特定の案件に応募が集中してしまう可能性があるという点です。
有名な企業や医療機関が誰でも閲覧できる形式で求人募集を行ってしまうと、収拾がつかない程の応募が殺到してしまう可能性があり、業務に支障が出てしまいます。有名な企業や医療機関でなくても、条件の良い募集案件には想定外の応募が殺到してしまい、対応可能なキャパシティを大きく超えてしまうこともあります。また、応募人数が多くても、必ずしも必要とする条件が備わった人材が確保できるとも限りません。この為、少しでもスムーズに、効率よく選考が行えるよう、最近では薬剤師転職サイトのような人材仲介企業に必要される人材の条件を指定して依頼するケースが増えているのです。
理由の二つ目は一般に公開される前に決まってしまう求人案件の存在です。
求人の募集規模が1~2名と小規模な場合、薬剤師転職サイトに登録している人への紹介だけですぐに決まってしまうということが多々起こります。薬剤師転職サイトでは条件が合致しそうな人から優先的に案件を紹介していきますので、この段階ですぐに決まってしまえば、一般公開されないまま、会員登録していない方の目に触れないままその案件は終了することとなります。
その他にも非公開求人となる理由はありますが、上記の2つの理由からだけでも非公開求人の多さはおわかり頂けるかと思います。条件の良い求人情報を確実に得る為には、薬剤師転職サイトへの登録は必須と言って良いでしょう。
非公開求人に関しては推定値となりますが、各薬剤師転職サイトが扱っている非公開求人の数を「薬剤師転職サイトの非公開求人数ランキング」でまとめてあります。是非参考にしてみてください。